ぷりんの仕業?
夫です。
ぷりんが旅立ってからあっという間に一週間となりました。
この先もあっという間に1ヶ月が過ぎ、1年が過ぎと言う風に感じるんでしょうねぇ。
みるくはすっかり落ち着きを取り戻し、と言うか・・・大人しい猫になって来た?(汗)
今までは触ろうとするものなら一目散に逃げて行ったのに、呼べば返事をし、撫でて~と寄って来たりとちょっと気持ち悪いです。(笑)
触らせてくれるようにはなって来たのですが、抱っこは出来るようになるのかなぁ・・・。
今までの日課だったぷりんとの追い駆けっこが無くなってしまったせいか、エサを食べに部屋に行くか、リビングで大人しく寝ているか、撫でて貰いに足に擦り寄って来るかという3パターンです。
一人ぼっちの経験が生まれてから先日まで皆無なので、戸惑いもあるのでしょうか。
さて、前置きが長くなりましたが、ぷりんが旅立つ前後のぷりんが私達に仕向けたかのようなお話です。
ぷりんは(もちろんみるくもですが)お風呂が大嫌いでした。なのに夜、私達が寝室に行って就寝すると夜中に頻繁に洗面所の引き戸をこじ開けて風呂場をいたずらするようになり、対策として寝る前にカギを締めておいたのですが、そんなに入りたいなら入れてやろう~とふとした思い付きで7月頭に風呂に入れました。
多分、普通だと感じるかもしれませんが、お風呂は重労働かつ飼い主も猫達もストレスなので不定期なのです。
なので、ちゃんと綺麗さっぱりしてから最期を迎えました。
続いて、病院行きのサインですが、猫を飼っている方はゲロは日常茶飯事と思われます。
グルーミングによる毛玉。カリカリを食べた後の水の飲み過ぎによる物。
原因は様々ですが、とても良くある事で人間ほど深刻に考える事は無いと思います。
ただ、ぷりんは変な言い方かもしれませんが、今までと違う二通りの吐き方をしてくれたおかげで病院と言う選択肢を前もって準備させてもらいました。
2回とも私達が見ていない状態での嘔吐だったのですが、明らかに今までと違ったので、体に異変があるよ~と伝えてくれていたのかもしれません。
同じ物を吐いていてもその中に何かサインがあるかもしれないので、見逃さないであげてください。
病院に入院をし、点滴をされながら余命宣告を受けた時は本当にもう僅かな時間しか残されていなさそうだなと感じたのですが、家に帰ってきてからは必至ながらも歩いたり、返事をしたり、ご飯や水は摂取できないにしてもこのまま元気になっちゃうんじゃないかと言うほどの回復ぶりを見せてくれました。
最期の日の前日には自力ではもう立つ事は出来ませんでしたが、必死に私に訴えかけ、私が支えながらも10分以上の時間をかけて自力で水を飲んでくれました。
うちは共働きで連れも会社に行っているのですが、最近はかなり残業も多く、肉体的にも精神的にも疲れているのが目に見えるほどだったのですが、ぷりんの余命宣告もあり、会社を休む事が出来ないかと提案し、社長に連絡をしたところ驚くほどすんなりと受け入れて貰えました。
これは私の勝手な想像ですが、ぷりんが私の為を名目にママも休んで~と仕向けた日程だったのではないかと思っています。
と言うのも家に帰ってきたのが7日火曜日の夜。次の日の水曜日は在宅仕事。木、金曜日は出社必須状態。
余命宣告期日は持って水曜日だった為、峠はどう考えても木曜日か金曜日になってしまう。なので、2日間の休みを頂きました。(その分水曜日の在宅仕事では夜遅くまでぷりんを診ながらも仕事していたのですが。)
しかし、結果的にぷりんは10日まで頑張ってくれて、土曜日に火葬をし、日曜日はゆっくりと休む事が出来、ある意味色んな意味でリセットする事が出来ました。
その後の連れの仕事も若干ですが、残業が少なくなってきています。(不思議)
天気もほぼ毎日1日中降り続いていた雨も10日にはピタッと止み、週明けまで暑過ぎる位の晴天に恵まれました。
おかげで色んな準備も移動し易かったりと助かりました。
私自身かなりの晴れ男ではあるのですが、こんなにうまい事行くのかなぁという感じでした。
親バカかもしれませんが、最期の日を迎える前後まで私達が色々困らないようにしてくれたのかなぁ。と勝手に思っている夫でした。
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コメント
間違いなく、ぷりんちゃんの仕業でしょう!
ちゃんと身支度を整え、お疲れ気味のママに休養を提供し、曜日を考慮した日程で、お天気までキッチリ調整し・・・ぷりんちゃんスゴイわ。
なんという親孝行な猫ちゃん!
みるくちゃんは大人しい甘えんぼちゃんになってしまったのですね。
急に相棒がいなくなってしまって寂しいですよね。
みるくちゃんも少しずつ元気になってくれますように、お祈りしています。
投稿: かぴ | 2015年7月19日 (日) 10時18分
かぴさん
猫は死期を悟ると身を隠し、誰にも迷惑をかけないよう~と言う様な話が良くありますが、身を隠す事が出来ない家猫のぷりんは自分に出来そうな事を最期にしてくれたのかなぁと感じています。前回の連れの記事にもありますが、それまでその場所で微動だにしなかったぷりんが普段は絶対に行かないみるくのトイレに向かって行った事からも偶然に思えないんですよね。
ぷりんのトイレは元いた場所から行こうとするとみるくのトイレに行く倍以上の距離があるんです。
なので、極力私達に迷惑を掛けないようにとしてたんじゃないかなぁと思っています。
みるくはどう感じているのか本当に知りたいですねぇ。
でも、エサも完食するようになりましたし、元気なので大丈夫です。いつもありがとうございます!
投稿: いもっ娘。の夫 | 2015年7月19日 (日) 16時50分